Q「なんで私を産んだの」

A「ノーコメントで」

 

質問少女

 生命の神秘編。





「お母さんの馬鹿! 大嫌い!!」

「のり子、なんてことを言うの!」

「私、産んでくれなんて頼んでない!!」

「…………!!」

 パシッ

「…………あ」

「……お母さんなんか、お母さんなんか大嫌い……!!」







 テレビの中で扉が乱暴に閉じられる音。シンちゃんは頬杖を着いてそれをみつつボソッといった。

「何時の時代になってもあんのな、こんなドラマ」

「うん、そうだね」

 若いのでよく知らないけど。

「こてこてだよなぁ」

「うん、そうなんだろうねぇ」

 若いのでよくわかんないけど。

「じゃあ、産んでくれって頼んで産まれて来た奴連れてこいってんだよなぁ」

「いいから、早くレポート書けば?」





 テレビの中ではのり子が川原で泣きじゃくっていた。